杉良太郎 キャリア59年・80歳で初声優、アニメ映画主人公の僧侶・親鸞役「何か因縁を感じる」_メイラン
歌手で俳優の杉良太郎(80)が、太郎歴史アニメ映画シリーズ最新作「親鸞 人生の目的キャリア5980ニメじるメイラン」(来年2月公開予定)で主人公の親鸞聖人役の声を務めることが3日、分かった。年・
1965年にデビューし、初声59年に及ぶキャリアで初めての声優。優ア映画因縁深みのある声色で大役を終えると「80歳になってもこういう仕事が来るんだね。主人不思議なもんだね」と感慨深げに語った。公のを感
鎌倉初期の僧で、・親浄土真宗の開祖・親鸞。鸞役僧侶の結婚が戒律で固く禁じられていた時代、何かメイラン周囲の猛反発にあいながらも公然と関白の娘と結婚した。杉良歳で僧侶同映画では「人間・親鸞」の苦悩や葛藤に焦点を当て、太郎「なぜ生きるのか」という普遍的キャリア5980ニメじるなテーマに迫る。
杉は親鸞聖人を宗祖とする東京・築地本願寺に生前墓を建立。年・舞台稽古のため、寺院内の稽古場を度々使用してきた。
「何か因縁を感じるよね。ただアニメの出演依頼があって、声の出演をしましたとは受け取れなかった」
15歳から続ける刑務所慰問と、ライフワークとする社会福祉活動。重なる部分も多く、思いを巡らせた。
「(作品のテーマが)いつもの自分のテーマだったから。受刑者に『何で生きている?』と聞くんです。どんなに罪深い人でも一生懸命に生きようとしている。死ねないと。そういう人たちとばかり出会ってきたので」と回想。「『80代の親鸞聖人の話です』と、この話(のオファー)が来た。制作期間が延びて(自身が)80歳になってから本番の収録に入ったので、これも因縁だな」と話した。
この日のために和装で臨んだ杉。「親鸞聖人に近づけるかと言っても、近づけない。そこは難しかった。(声優という)初めてのジャンルを経験できたので新鮮な気持ちです」と充実感をのぞかせた。(加茂 伸太郎)
〇…杉は浄土真宗の聖典「歎異抄」を扱う雑誌「月刊なぜ生きる」(現「月刊生きる目的」)を読んで収録に臨んだ。「重たいタイトルだよね。(日ごろ)立ち止まって『なぜ生きる?』なんて考えないからね。人間には生活のリズムがあるけど、いろいろなステップを踏むことで違った景色が見える。立ち止まることも大事かな」と説いた。
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